2023.11.09

医療法人の経営情報の報告を義務化

【医療法人の経営情報の報告を義務化】

 医療法の改正により、令和5年8月分から医療法人の経営情報に関するデータベース(MCDB)が施行されました。

 国は医療法人や介護サービス事業者に経営情報の報告義務を課し、当該情報に係るデータベースを整備します。

 その後、医療・介護の置かれている現状と実態を把握するために必要な情報を収集し、政策の企画・立案に活用することを計画しています。

 

 

引用:厚生労働省HP<https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/001118551.pdf

 

適 用 日:令和5年8月以降に決算期を迎える法人から

対   象:原則、全ての医療法人

報 告 単 位 :病院・診療所ごと ※事業報告書のように医療法人ごとではありません。

報 告 方 法 :医療機関等情報支援システム(G-MIS)もしくは都道府県の担当者への郵送

報 告 期 限:会計年度終了後3ヶ月以内

 

報告の様式は下記のURLよりダウンロードが可能です。

厚生労働省HP<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000177753_00005.html

G-MIS操作マニュアル<https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001129274.pdf>

 

 一般法人に限らず、粉飾決算はなくなりません。今回の制度は負担にはなりますが、透明性を担保する上でも良かったのではないでしょうか。

 

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