2022.09.09
買う?借りる?クリニック開業のための土地
クリニックを開業するにあたって必要な土地を購入するか、あるいは借地にするかをチョイスするのは非常に重要なポイントです。
まず開業する場所を選ぶ際のポイントはこちらにもあるように
・競合となるクリニックが少ないこと
・その地域がターゲットとなる患者さまが多い地域であること、あるいは今後増加する見込みがあること
ですが、その土地を購入するか借りるかを考える際のそれぞれにあるメリットとデメリットをご紹介します。
土地を購入するメリット
土地を購入する場合は賃貸とは異なり、初期投資額が多額になりますが集患が計画通りであれば問題なく、しかも将来的にも所有できるため、資産として残ります。
土地を購入するデメリット
デメリットとしては小回りが利かなくなる点です。
初期投資額が大きいので、いったん開業すると簡単に閉院や移転ができません。例えば開業した数年後に近くに大型の医療モールができて、患者が流れていったとしても、あるいはGoogleクチコミなどで悪い評判を立てられたとしても、簡単に移転することができません。
また、土地に対しても固定資産税が毎年課税され、建物に対しても定期的にメンテナンスする必要があることもデメリットとして挙げられます。
借地のメリット
借地のメリットは資金的に楽ということです。
初期費用も抑えられ、借地料はもちろん必要ですが、賃貸した土地に対する固定資産税はありません。
そのため資金繰りは購入に比べて楽になります。
借地のデメリット
あくまで定期の借地なので、期限後のことを考える必要があります。また、建物については購入することになりますから、簡単に移転するというわけにはいきません。
佐賀や福岡でクリニック開業の際の土地探しはミズにお任せください。
購入・借地関わらず先生のご希望に沿う物件探しをお手伝いいたします。