2022.06.22

医療モールで開業するメリットとデメリットについて

医療モールで開業した際のメリット・デメリットをご説明いたします。

医療モールで開業した際のメリット

1.集患力がある

複数科が集まった医療モールは、地域の方に認知されやすく、単独での開業より初期の集患ではプラスに働き、スタートアップ時に有利です。

また、患者さんが他の科を受診する際にも同時に受診することができるため、患者さんの利便性も向上することで集患にもつなげやすくなります。

2.他の科との連携でより専門性の高い医療ができる

一箇所に集約されるという特性から、身近な他専門医との連携による診療で、より専門性の高い医療の提供ができ、患者さんの安心や移動の負担軽減にもつながります。

また、他の科の医師と良好な関係を築くことで、開業する医師にとっても身近な相談相手を持つことができ、安心感や連帯感を得ることができます。

3.イニシャルコスト・ランニングコストを低く抑えることができる

看板や駐車場代など、他の科や調剤薬局と共有することにより、初期投資・ランニングコストを抑えることができます。

 

医療モールで開業した際のデメリット

1.駐車場の制約を受ける場合がある。

医療モールの所在地が郊外、あるいは駅から距離がある場合、車で来院される患者さんのために十分な駐車場のスペースが必要となりますが、駐車場が少ない場合、患者さんにとって来院しにくいと感じさせてしまうため、集患に影響が出てきます。

また、他の科や調剤薬局との共同駐車場にあることも多いため、十分な駐車場スペースがあるかや長時間満車にならない仕組みづくりが出来ているかなどの確認が必要です。

2.他の医療機関との関係で標榜科目・診療科目が制限される場合がある。

同じ医療モール内で標榜科目・診療科目の一部が重なる可能性もあり、開業や標榜科目が制限される場合があります。また、同じ医療モール内で開業される他の医師の診療方針の確認が重要です。

もし先生が医療モールでの開業をご検討されている場合、メリット・デメリットを理解した上で検討を進められてください。
もちろん株式会社ミズでは先生がやりたい医療が出来るよう、物件の選定から開業後のサポートまで全面的にバックアップさせて頂きます。

どうぞお気軽にご相談ください。

 

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