2023.12.30

【令和6年度診療報酬改定④】診療報酬の改定率が決定!

【令和6年度診療報酬の改定率が決定しました】

 令和6年度の診療報酬の改定率が発表されました。

 ◎診療報酬 +0.88

 ※1 うち、※2~4を除く改定分 +0.46%

    各科改定率      医科   +0.52%

            歯科   +0.57%

            調剤   +0.16%

 40 歳未満の勤務医師・勤務歯科医師・薬局の勤務薬剤師、事務職員、歯科技工所等で従事する者の賃上げに資する措置分 (+0.28%程度)を含む

 ※2 看護職員、病院薬剤師その他の医療関係職種(上記※1を除く)について、令和6年度にベア+2.5%、令和7年度にベア+2.0%を実施していくための特例的な対応 +0.61%

 ※3 入院時の食費基準額の引き上げ(1食当たり 30 円)の対応(うち、患者負担については、原則、1食当たり 30 円、低所得者については、所得区分等に応じて(10~ 20 円) +0.06%

 ※4 生活習慣病を中心とした管理料、処方箋料等の再 編等の効率化・適正化 ▲0.25%

参照:中央社会保険医療協議会https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001180717.pdf

 11月に財政制度等審議会は、令和6年度の診療報酬改定について「マイナス改定にすることが適当」と意見書に盛り込んだことでその後の方向性に注目されましたが、令和6年度もプラス改定になることが決定しました。

 では、診療報酬プラス0.88%を金額にするといくらになるかご存知でしょうか。

 昨年度の医療費は総額で約46兆円となり、プラス0.88%は約4000億円となります。この4000億円の中に賃上げに資する措置分(+0.28%程度)も含んでいます。上記の記載にあるように賃上げの対象は勤務医師になりますので、診療所にとってもプラスになる改定となるのか今後の点数配分が注目されます。

 ちなみに薬価・材料価格改定はマイナス1.00%で、診療報酬全体では0.12%のマイナス改定となり、診療報酬全体では5回連続のマイナス改定となりました。

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